エレキについて②

今日は免許不要330PTにハンドコンのセットのお客様が来られ、明日も活躍する予定です。

さてそのハンドコンですが、北山湖のレンタルでは100%「トランサムマウント」といって、船の前後方向に対して後ろ側に取り付けるタイプです。それに対してフットコンは100%「バウマウント(船前側に付ける)」です。この違いを解説していきましょう。

水に浮いている船は、何かしら力を加えると簡単に流れてしまいます。流れのほぼないダムにおいてその力とは、エレキ等の「動力」と「風」の二つになります。この二つの影響を考えて操船しなければなりません。

船はエレキを中心に動きますので、ハンドコンは船の「後ろを」フットコンは「前を」動かしながら移動します。そして風の影響で流されるのはエレキのついていない側なので、ハンドコンの場合、よほど正確に風に対してまっすぐ向かない限り、船の前側が左右に振られてしまいます。これに対してまた後ろ側を動かして真っ直ぐに向けるという、「動」に対して「動」の繰り返しでかなりの労力、そして電力を消耗するのです。

フットコンの場合は船の頭さえ風上に向けておけば、あとは風の影響で後ろが風下に向くので、動力の場所自体は移動しません。運転手は動力の近くにいますので、居場所の変化が少ないわけです。この「操船の手間」や「位置の安定性」が直接結果に結びつきます。機械の操作に慣れるだけで結果が出るフットコンの方が、どんなに乗りこなしても物理上フラついてしまうハンドコンより私はどなたにもお勧めです。

ちなみに二名乗船の場合、逆にふらつくポジションは、フットコンは後ろの方、ハンドは前の方、つまり操船もせず、いい位置にいられるのはハンドコンの前側の人です(笑)

ちょっと長く難しくなりましたが、乗り比べてみると事実としてすぐにわかります。試乗のご相談や操船のコツなどは現地でお気軽にご相談ください。

そして今日のノルマ&水位P7150307 2cm程減っただけです(笑)

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