減水の弊害(?)

最近北山湖に来られた方なら、一目でわかりますが・・・只今、減水しております。

数値で言えば、水位が満水を基準として-11m強、貯水率にして27%となっております。

減水すると、我々釣り人的には、釣るエリアが狭くなり、(貯水量が少ないので)水温低下は促進され、上流から濁りは入る、淀んだ底水ばかりになる・・・結果釣れない、と実害だらけなのですが・・・

弊害、と書いてあるのはと言いますと、この減水ですが、まず、ダムの水位というのは、ある程度「変動して当然」で、灌漑用水用(農業用)ダムの北山湖では、田植えが終わった夏~秋口に貯水の必要がなく、水を減らします。そして、田植えに間に合うように、年明け頃から水を貯め始めます。

さらに、ダムの経過年数とともにあちこちにメンテナンスの必要が出ており、工事のために水を減らさざるをえなくなっています。

県民の生活を支えるダムの機能上、管理している政治的視点からすれば必要な措置でして、それをサブ的にレジャーに利用させて貰っている我々からすれば文句のつけようもない話・・・ゆえに「弊害」となっております。

さてそういうどうにもならない実情はさておき、こういう状況でも北山湖でバス釣りを楽しむには[E:sign02]が重要なんですが、まず、「状況の変化を楽しむ事!」これです。

バスフィッシングには「パターンフィッシング」という言葉があるように、季節的な変化ごとに規則的(パターン)な動きをするバスの習性を知る、読む事がバスフィッシングの楽しみの一つ。

ダムの状況の変化も、ある程度年間のパターンというのがあり、これらを知る、読む事で釣果もアップ、人との差も開いてきます。

年間を通して水位や水質が変わりにくい自然湖や野池と違い、農業用溜池や川、ダムなどはこのフィールド事情による変化と、季節ごとのパターン二つを絡めながらパターンを考えていかないといけませんね。

つまり、北山湖以外でも、九州にあってはほとんどのフィールドがそうであると思います。

とりあえずこの減水状態、3月頃までは続きますので、次回は「少しでもできる対策」を挙げてみようと思います。

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