Reef Masterに背景画像を読み込む

リーフマスターで、ショアラインのズレを衛星写真等に合わせて修正したい場合に、背景画像として取り込む方法を解説します。

参考にしたのは、redpepperplusさんですが、リーフマスターのバージョン違いか、操作がちがいましたので改めて説明します。まずは、背景画像(kmlファイル)を作ります。

Google Earthで表示したい場所を表示し、スクリーンショットを撮ります。
この時必ず、ノースアップ(真北が真上)固定で撮ります(取り込み時に動かせない為)。

それをペイントに貼り付け、トリミング。
マップファイルを作るフォルダにjpgで保存します。

次に、Google Earthで読み込みます。ここからkml書き出しまではredpepperplusさんと同じです。

位置調整をして座標を紐付けたら、いよいよリーフマスターに読み込みます。
ここから手順が違いますのでスクショ付きで解説します。

まず画像(kml)の読み込みですが、左のリストにあるimagesの+マークをクリックするとエクスプローラが立ち上がるので保存済みのkmlファイルを指定します。

すると、リスト表示されるので、右クリックし、add image map project⇒取り込みたいプロジェクト(ここではriver)を左クリックすると取り込まれます。

ショアライン(contour)を編集したい訳なので、コンターモードで表示されないと意味がありません。

表示されない時は、viewモードのBack Ground Imagesをクリックすると、先ほど取り込んだkmlのリストが出るのでチェックを入れれば表示されます。

例では、道路はきっちり世界地図(デフォルトベースマップ)と合っていますが、取り込んだコンターがズレているようです。
また、ベースマップも写真のショアラインとはズレているので、どれを基準にするかは実際に使ってみて確認が必要です。

GPSの精度も、２Mくらいはズレるので、ベースマップに合わせてショアラインを引いてもさほど不都合は無いかもしれませんが、暗礁を作図したい場合には、Google Earthがいいかもしれません。