ローランスの旧型ケーブル(PC-27BL)でRS422を繋ぐ方法
とりあえず確認したのがELITE 7 Tiのみになりますが、電源ケーブルにRS232のポートしか付いていない(もしくは電源のみの)タイプは、RS422付きのPC-30を買う必要がある、というのが一般的な認識です。しかし、知ってる方も多いと思いますが、コネクタ的には旧型の27BLでも電源は入ります(NMEA2000は試していません)し、ケーブルに5000円も出すのは・・・(BL27は9000円もしますけども笑)。
さらに、PC-30よりも(生きている)ピン数が多い・・・という事は!?
どれかがRS422のポートに繋がっているはずっという事で色々調べると、何と成功しました。
写真は忘れました(営業妨害にもなるし)が、単純に受信はオレンジそのままで、RS422に必要な受信のマイナス(RX-)が電源コード3本のうち白線というだけです。
232と422について軽く説明しておきますと、まず信号の電圧が違います。
なので通常は信号変換器を使ってコンバートしますが、それだけではありません。
IKKI-RSやRASHIN-RSをお使いの方は覚えがあると思いますが、受信線はオレンジ1本繋げば認識しましたよね。
しかし、RS422規格は、受信にしても送信にしても2本のケーブルを使って信号をやりとりしますので、オレンジ線1本では認識しません。
NMEA0183の機器はたくさんありますが、その中でもRS232のものとRS422のものがあり、主に魚探側の仕様がなかなか公表されていないので接続を難しくしています。
ちなみに勘違いというか良く知らない人が多いのが、GPSアンテナは「衛星と通信している訳では無く」、衛星が発する電波を「拾って」位置を割り出し、それを魚探に「送って」いるので、RS232ならばアンテナのオレンジ線(送信)とシリアルポートのオレンジ線(受信)、RS422ならばアンテナの送信(+)とシリアルポートの受信(+)、アンテナの送信(-)とシリアルポートの受信(-)を繋ぐだけで位置情報が掴めます。
じゃあシリアルポートの送信(アンテナの受信)は何に使うのか?と言えば、主にパソコンでアンテナの設定を変更します。
中には魚探でアンテナへデータを送っている(相互通信している)ものもあるかもしれませんね。