武者修行。
場所は福岡県の某クリーク。
今回も課題は、「50UP、1500gUPのパターンを見つける事」。
案内してくださった先輩の情報では、40後半までは釣っているとの事で、50UPの情報もあるそう。
まあどこのフィールドでも、生存自体は大抵してますので、あとは釣る事ができるかどうかです。
具体的なフィールドの特徴や釣り方はうっかり全く聞いていなかったので、
結果的には準備不足となってしまったのですが[E:sweat01]
ではいってみましょう。
到着して、フィールドを観察してみると・・・クリーク定番の見事に変化のないパターン。
珍しく?コンクリートではなく、石積みに金網の護岸が続いてます。
ストラクチャーらしき物は、橋と水門、階段くらいです。
水質は割とクリアで、橋の周辺を覗くとヘラ、オイカワ、ギル、モロコ、バスの稚魚その他諸々がうようよ・・・
なかなか生育環境はいいようです。
暫くしたある時・・・1kg前後級のスクールが回って来ました(笑)
北山湖仕様のままストレートワームのついたジグヘッド(ベイトフィッシュライク)をミドストしますが無反応、
ワッキーのノーシンカーも無反応。
見えてる魚が釣れないのは良くある事なので、あまり判断材料にはならないと思ってましたが、実はこの時点ですでに決定的なヒントが出ていようとは・・・
その後、マンメイドストラクチャー(人工物)を中心に、クランク、ジグヘッド(ワンナップシャッドに変更、ミドスト)、ノーシンカーワッキーをローテーションしていきましたが、400~800gくらいがポツポツ釣れるだけで、魚が着いている場所や、サイズアップのパターンのヒントらしきものは得られず。
ショアラインを、たまに1kgクラスが通っていく事はあちこちで見受けられたので、こいつらがどっか立ち寄るスポットの法則が分かれば狙えるかな、とこの時点では思っていました。
ワンエリア回って、水門をまたいで下流側に入り、勝負ルアー的に持っていた「ビッグバド」を投げ、先輩と喋って手を止めてたその時・・・「ゴボっ[E:sign01]」と音がして バドが消えてました(笑)
先輩は一部始終を見ていたようですが、完全に偶然の魚ですね。
場所的にはセオリー通りなら良いスポットでしたが。
この日バドで釣れたのはこれが最初で最後でしたので、パターンとは言えませんでした。
場所をスタート地点とは逆に移動し、相変わらず同じ地形なのですが、足元を通った魚を狙って、ジグヘッドをカーブフォール(スイミング)させた時でした。
900gぐらいのなかなかイイバスでした。
これがヒントとなり、ミドスト主体のアクションをタダ巻きにチェンジ。
手返しが良くなるので、ショアラインを広く探れるようになり、ストラクチャーを特定せず、釣れてくる結果から着き場を判断する事にしました。
その結果・・・サイズはまちまちですが、ボコボコと釣れるようになりました(笑)
そうして釣っていった結果、400g~1100gぐらいまで同じパターンで釣れる事がほぼ確実となりました。(これから先写真ナシ・・・)
途中釣った魚を観察すると、喉からシッポが出ていたので、引っ張りだしてみると、見事に5cmくらいのヘラを丸呑みしてました。
ベイトは平和そうにうようよ居るので、甲殻類主体で食べていると思ったら全然違いました。マキマキが釣れるのも納得です。
そしてどうやら、この回遊している魚・・・
ずっと回遊しっぱなしのようです(笑)
ショアラインの一定の水深までの範囲で、不規則に釣れます。
出会い次第という事ですね。
このパターンで釣り続けて、どこまでサイズアップできるかが知りたかったのですが、バラシたのも含めて、1kg強ぐらいまでで、目標とするパターンとはなりませんでした。
しかし、このパターンでは延々と釣れるのに、他のパターンでは殆ど・・・
まだ修行が足りないようです[E:weep]
そしてバラシの原因はハッキリしてまして、情報をチェックせず万能タックルで行った為、
「ロッドの長さ、硬さ」「ドラグの緩さ(ラインの限界、締めるとアワセ切れ)」によりフックが刺さらない事でした。
カバーがないので4lbでも寄せる事はできますが・・・フックが刺さらないのではバレます。ランカーほど口が堅いですし、スイミングさせてるのでフックは常に上向いてますし・・・
日頃北山用のタックルを用意していただくようアドバイスさせて頂いているにも関わらず[E:sweat01]
やはり情報がないときは、「備えあれば憂いなし」です。
そして無駄な出費や労力を減らす為にも、情報収集は念入りに(笑)
もっと経験の引き出しが多ければBIG ONEを獲れたでしょうか・・・残念です。
釣りは終わりが見えないですね!