わかさぎ放流
今日は北山湖におけるバスの主食「わかさぎ」の受精卵放流を行いました。
北山湖には漁協がないため、現在放流活動を行っているのは「湖面利用組合」のみです。
今回の放流は諏訪湖産の受精卵800万粒(ちなみに1箱1万円)。 このような網に受精卵が付着した状態で届きます。 それを孵化箱に入れて、桟橋の下に設置し、孵化するのを待ちます。 北山湖は元はただの「嘉瀬川」ですので、わかさぎが居ないのは当然です。そこへ(恐らく)釣る目的で放流されたのでしょうが、なかなか帰化 して繁殖してくれません。環境が適していないのです。
さらに漁協がないので十分な増殖活動もできず、ボート店の集まりの「湖面利用組合」が放流するのみであります。
このうち何%が孵化するのか調べる手段もなく、さらに稚魚が成魚になる確率、成魚が産卵して孵化して・・・と考えるととても厳しい環境と言えます。
また後日、西網走産の卵が8000万粒届く事になっていますが、事前にわかるようなら是非多くの方に見ていただきたいと思います。
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