免許不要の船
改めてですが、現在船舶操縦士免許を持たなくても運転できる船とは。
まず、無条件で不要なのが「手漕ぎ」です。1tの船でもいりません(笑)
では免許を必要とするのはというと、人力以外の「動力」を擁する船です。
この中から、一定の基準を満たす物のみ「不要」となります。
その基準はまず絶対のものとして、①「船の登録長(概ね全長×0.9)」が3m未満のもの。3.33mまでです。
次に、これも絶対ですが、出力が1.5kw(約2馬力)未満のもので、直ちにプロペラの回転を停止することができる機構を有する船舶または、その他のプロペラによる人の身体の傷害を防止する機構を有する船舶、となっています。エレキかエンジンかは関係ありません。
そしてこの中で当店の方法として、「キルスイッチ」を採用しています。キルスイッチとは、コードに付いたキーが抜ける事で自動的にエンジンを停止する機構で、コードを身体のどこかへ固定しなければ効果を発揮しません。
ですので、少なくともプロペラが回転している状態では、着衣(救命胴衣)へ繋いで置くか、腕などへ取れないように固定していただく事になります。
釣りをする時(エンジン停止)やギアが中立(ギア付きのモデルのみ)の時は外されても結構ですが、もし水中に落としたり紛失した場合、エンジンをかけられませんので・・・常に救命胴衣へ固定されておくことをお勧め(お願い)いたします。
また、船舶操縦士免許が必要なモデルにも付いているものもあり、こちらは義務ではありませんが、安全の為には使用をお勧めいたします。
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