本日の状況
昨日の日記で前フリしておきました今日の状況ですが・・・
お客様の意見から判断するに、ショートバイトやバラシが多かったとの事から、若干の活性低下が見られたようでした・・・
今日も天気が良かった割には、最高水温は昨日と同じ24度前後。
変温動物のバス君たちは、少々凍え気味のようです。
しかし、水質は良く、新しい水が表層付近にあり、明日ごろは活性が増すかもしれませんね。
さて、このような水温低下によるショートバイト状態の時の対策ですが、「うまそうなルアーで食い気UP[E:sign01]」というのは少々強引です・・・
こういう場合、「なるべく食べやすくしてあげる」のがポイントです。魚に人間が合わせてあげないといけませんね。
まず、飲み込みが甘くなりますので、ルアーのサイズを全体的にワンサイズ落としてみます。
ハードルアーでもです。ハードルアーは、食い込みの良い柔らかめグラスロッドを使います。
スピナーベイトなどは、トレーラーフックも有効です。
ワームも同様に、長さを短く、ボリューム(毛やテール)も控えめに。味や匂いがついていた方が有効です。
シンカーも、吸い込みの抵抗にならないよう、軽めにします。そしてやっぱり、ソリッドティップの柔らかいロッド。フックも小さめが良いです。
このような感じで、ミスバイトやバラシを減らすと、キャッチ率アップとなります。
で、このようなショートバイト状態ですが、最初に述べたように落ち着くと(魚が馴れてくると)活性が上がってくるんですが、が・・・昨日の日記にあった「ターンオーバー」の原因にもなります。一気にターンオーバーが進んでしまうと、またしても活性が落ちてしまいます。
これを何回も繰り返して秋が進行していき、冬になっていきます。
変わりやすい秋の気候、事前に入念に下調べ(天気予報、ダムの状況)しつつ、当日切り替えの効く準備をしておくことが、好釣果を残す秘訣であります[E:happy02]
ちなみに、まだ水深6mあたりの深場は、ターンオーバーの影響が少ないらしく、メタルジグやラバージグなどでも釣れているようです。
このジグパターン、ターンオーバーが進むか、減水が進んで今居る場所から離れざるをえなくなるまでは使えると思いますので、「今が旬[E:sign01]」な釣りでありまして、状況によっては冬場にも活躍するパターンです。
そして来年もまた、出番がきっとやってきますので、覚えておいて損はないと思います。