水温低下中
告知していた内容はちょっと置いときまして、冷え込んできた最近の、気温と水温の変化を、データロガーの記録を見ながら見ていただきます。18日の夕方から、昨日の夕方までありますが、少しずつ区切りながら。
(最近の晴れが続くような天気の)気温の傾向としては、日付が変わる頃から明け方にかけて最も下がり、その間はだいたい同じ温度です。つまり、深夜までに一気に下がってしまうようですね。これが低下の傾向。
そして、15時頃に、最高気温に達するようで、そこからまた低下。
19日は、朝がた11℃あり、昼間も22℃と割とあたたかい日でしたが、風は結構強かったですね。体感は寒く感じるパターンです。
20日は、朝が13℃あるので、前日よりだいぶ暖かいです。しかし最高気温は上がっていません。こちらは逆に2℃低くなっています。
タイミングがズレて(遅れて)います。熱が伝わるタイムラグがあるという事でしょうか(水温計は1mほど沈んでますが)。
20日の昼間は、気温と同じく、上昇が少なめです。
それとは対照的な変化は、19日の朝は冷え込んでますが、水温自体は20日の朝の方が下がっています。グラフは上下してますが、これは測定単位が0.5℃なんで、グラフ上では誤差が大きく出ます。ですが、低下傾向というのはわかります。
気温は上がってるのに水温は下がっているのは、ターンオーバーの影響かなと思いますが、このくらいだと、風が吹いている場合とかでも出ると思います。
ちょっと目盛りが消えてしまいましたが、前日より最高が5℃も上がっていますね。
だいぶ暖かくなりました。その代わり、放射冷却で朝方かなり冷え込んでますね。6℃まで下がって、前日比7℃も下がってます。
これに伴って、最低水温が、17~16.5をうろうろしていたのが、きっちり16.5℃まで下がっています。
1日で0.5℃下がったと言えますね。これの解説としては、ターンオーバーととるか、昼間の気温上昇でも引き戻せないくらい朝水温が下がったという事のどちらかですね。
そして、21日は気温も上がったのに、最高水温は前日よりもこちらも0.5℃下がってます。
気温が水温の低下幅より上がっても、引き戻せなくなってますので、ターンオーバーして冷たい水の層の体積が増えたのではないかと予測できます。体積が大きいと、それだけ熱するのにも大きな熱量が必要になりますから。
こうして、序々に水温は低下していきます。
気温は上下幅が大きいので急に寒くなって冬を感じたりできますが、水温はなかなか変化に気づきにくいですよね。
その日の状況を把握する為にも、次の予測をする為にも、水温の変化は大事だと思います。
ちなみに、表層は気温の影響を受けやすいので、もっと温度変化が激しく、今朝は14℃まで下がってました。
それから、ターンオーバーによる水質ですが、少し落ち着いており、釣果もマシになっており、二桁が狙える程度になっております。
今のところ下の層よりは上の層の方が水温が高いという訳です。
今回は難しい話になってしまいましたが、要は日に日に状況が変わっているという事ですね。
それの段階を見極める事で、その日のパターンを掴む事ができますね。