魚探の部屋-6-

当店のラインナップ以外にも、持込で魚探を使用される方もいらっしゃると思います。

そこで、「最低コレができないと」というポイントを幾つか上げてみます。

まず、魚群探知機と言っても、地形やピンストラクチャーなどを把握する役目の方が多いくらいです。

ですので、ボトム(底)が何mにあるのかちゃんと映る魚探じゃないとダメです。通常、現在の水深も数字で表示されると思いますし、どちらか端っこにメジャー(目盛り)がついていて、地形変化が映った時に何mぐらいの変化かも判ると思います。コレがない魚探なんてあるんでしょうかね・・・

そして画面に表示されているからといって、それが100%アテになるかと言えばそうではないんです。恐らく全ての魚探は「振動子(トランスデューサー)」を使って動作すると思うんですけど、コレの取り付けが悪いだけでもダメな事があります。例えば、水面に対して垂直ではなく付いていたとします。すると、ボトムに対して斜め方向の距離を測ってしまいますので、水深は実際より深くなってしまいます。しかも、フラットなボトムであったとしても、斜めの地形として認識しますよね。

よく、クリップと棒で固定した振動子が、水圧で斜めになったままのボートを見かけますが・・・

魚探を見ようとする時は必ず正しい位置に戻さなければいけません。

あとコレが一番難しいんですけど・・・取り付けが正しくされていても、表示と実際の水深が違う事があります。実際に棒などで比べてみればわかりますが・・・これはもうその魚探がアテになるものか次第ですので、誤差があるならあるで一定の誤差なら差し引いて使うしかないです。

当店では、振動子がズレにくく、正確な表示ができる場所に取り付けてはいますが、使用中にボトムや木にぶつけてしまうと、ズレる事があります(衝撃吸収の為)。それらには十分注意して、ズレたら「振動子の平らな底面が水面に対して垂直」になるように戻してくださいね。

今回は、「魚探で水深やボトムの地形変化を見る」というお話でした。

当店の釣り情報にも水位の変化の欄があるように、バス(釣り)には水深は欠かせない要素なので、「何mで釣れたか」は常に意識しておく必要があります。

魚探がなくとも、大まかに水深を知る事はできますが、数十センチで釣果が変わったりするシビアな状況では、やはり魚探の出番となりますね。

次回は「魚群とストラクチャー」について書きたいと思います。

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