魚探の部屋-7-

今回は魚探に映るストラクチャーや魚の話です。

最近は、6m~8mと深めの場所の方が良い傾向にあります。こういう場所は、当然ですが魚探がないと全くと言っていいほど手が出ないと思います。

そしていざ魚探をどう使うか、と言いますと、6mが良いなら6mにある「何か」を魚探で探す事になります。

6mにある段差、6mにある岩、6mにある立ち木、6mに居るワカサギ・・・

魚探を見れば今水深が何mかはすぐわかりますが、カケアガリの途中6mというような場所は幾らでもあるうえ、ルアーを通しても一瞬で終わってしまい、また次の場所へ、という効率の悪い事になってしまいます。

ですので、魚探を見ながら、自分の狙いたい水深に「何があるか」を探さなければいけませんし、何を探すかを決めておかなければいけませんね。

写真は、桟橋を固定しているロープです。

Sany0310

浅い方から深い方へ船を移動したので、3m付近から映って8mまで同じ角度で映っていますね。途中が欠けているのは、風のせいでロープの軌道からズレてしまった分です。

次は、逆に深い方から浅い方へ行ってみました。

Sany0312

表示できる水深を変えたので、少し上下位置がズレた画像になってます。

今度は欠けていた5m付近が映っています。最初の写真でもちょっと映っていますが、8m付近にロープとは別の横線が映っていますが、これはロープに付けた「ブイ」です。水中のサスペンドしている物なので、魚に良く似た映り方をしてます。

Sany0305

上の写真はワカサギっぽいですね。1匹1匹が小さいので、線ではなくゴマみたいな点で映りますが、群れが密集している場合は、大きな「玉」に映る時があります。

他に良く映る魚群の代表に、へらぶながあるんですが、へらぶなの場合は、粒が大きいぶどうみたいな画像になり、1匹1匹がしっかり赤色に映りますね。

立ち木なんかの枝も、ワカサギみたいに映る事が多いですが、見分けるコツとしては、立ち木はいつも同じ場所、同じ水深に移る事です。

それと、よほど背の高い木でない限り、「ボトムにくっついて映る」事が多いです。

深場を狙うコツは、まず集中して「魚探がけ」して、水中がどうなっているかをイメージしながら把握する事です。岸と垂直に魚探がけすれば水深の変化が、今度は岸と平行に魚探がけすれば水深は一定になりますのでストラクチャーや魚を見つけやすくなります。

こうして網目状に移動して、今まで映った画像を頭の中で立体的に組み合わせます。

最近はこれらをGPSで記録して、立体画像化するソフトもあります。

魚探はあくまで自分の真下を、1回の音波発射ごとに「点」で記録していく機械ですので、なるべく移動しながら広く探っていく事が重要になり、画像を「記憶」しておく事が重要になります。

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